kohasilのブログ

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初めての出産!子宮筋腫で帝王切開、傷が痛すぎる!

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一昨年前の秋晴れの朝、人生初の出産を経験しました。

子宮筋腫があったため、予定帝王切開で、下半身麻酔のみだったので鮮明な意識の中、“それ”は想像していたよりも淡々と進んでいきました。

何より驚いたのが、大学病院での出産は見習い医師の見学があり、頭上で指導医らしき方が私の手術を実況中継さながら生徒たちに説明していること。。。「はい、ここで問題~、このケースでする作業は?」と、たまに問題なんか出してしまったり。。『先生、、緊張感が、、、モルモットの気分です、、、』と心の中でつっこんでしまいました。私の顔の前には、ドラマでよく見る青いシートがかけてあり、お腹の状況が見えないのでとてももどかしい気分です。さらに、私のお腹をさばいている先生方は普通に会話しているし、なにやら相談を始めました。。。『ちょっとちょっと、、不安なんですけど~、、、』と思っていたら、

いきなり

「はい、赤ちゃん出ますよ~。」と。。。

『え!?もう??心の準備が、、、』ブルブル。。(何かの機械で腹がものすごい振動させられてました)

「あ‟~」(赤ちゃんの声、想像のおぎゃーとは違った。。。)

開始30分であっさり出てきました!思っていたよりも小さな赤ちゃんでした!

『おお~、こんな感じなのか~、、、』と思っていたら、感動がこみ上げる前に一瞬の対面のみで赤ちゃんは外に連れていかれました。。

そして、しばらく経過し、

『あれ???終わりじゃないの???』また先生たちが何やら相談しています。

『ちょっとちょっと、私、意識あるんだから何か教えてよ~先生、、、』

と不安になることかれこれ時間が経過。。後で知りましたが1時間以上かかっていた模様で、産んだ後の方が長い。。。。

と、いきなり先生が「はい、ついでに筋腫もとっちゃったよ~見る?」

かなりフランクに直径6㎝と2㎝ほどの肉の塊を見せてくれました。が、『ちょっと待て先生!聞いてないよそれ!!そもそも帝王切開で筋腫取るの出血ひどくなって危険だからしないって言ってたよね?大丈夫なの!?』と思ったとたん意識が朦朧としだしつっこむこともできず。。遠くの方で「出血3000mlです~」(←うろ覚えです)と聞こえ、『え、3L?多くない?』と思っているうちに手術は終わりました。

術後の傷が痛すぎる…

朦朧とした意識は続き、これといった説明もないまま病室へと戻され、先に家族に公開されていた赤ちゃんが連れてこられ、無邪気に喜んでいる父に顔面蒼白な姿の写メを撮られ、意識がはっきりするまで数時間がかかりました。

結局、筋腫に関する説明は夫に軽くされたみたいですが私に直接はなく(縫合の時に邪魔だったたからとのこと。。)、詳細はよくわからないまま終わりました。

まぁ、ついでに取ってくれたからラッキーだったとは思いますが、詳しい事後説明が全くなかったのが今でももやっとします。

そして、筋腫を取ったせいか、手術後の傷の痛みが半端なく痛かったです。。痛み止め(しかも普通のロキソニン。。。)もあまり使わせてもらえず、痛みで脂汗が止まらず、死ぬかと思いました。

別の経験者の方々からはそんなに痛くないと聞いていたので、予想外の痛みに、出産への恐怖心がついてしまい、一年半たった今でもまだ怖くてしばらく生みたくないと思ってしまいます。これが噂の産後クライシスか!?と恐々としています。

後で、別の病院で帝王切開した友人に聞きましたが、手術後にも麻酔をしてくれる病院があり、その方が断然良いそうです。私は筋腫が大きかったので、ある程度大きな大学病院でないと手術できないと言われてしまい仕方なかったのですが、もし次があるなら事後ケアのしっかりした病院を探そうと思っています!

という訳で、初めての出産は産んだ後の方が辛い。。。という学びを得て終わりました。次回は、出産後のあれこれをご報告します!

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